永久のユウグレ(トワノユウグレ)はオリジナルアニメーションだ。
オリジナルアニメーションとは、原作となる小説やマンガがないアニメのことを指す。
アニメは商業的観点で言えば、原作の映像化による知的財産(キャラクターグッズ)の販売や原作書籍などの販売のプロモーションの機会ともとれる。
オリジナルアニメーションは原作がないため、アニメ一本勝負ともいえる。
視聴者サイドからしても、原作がないため物語の展開が見えないワクワク感がある。
所感
全12話を視聴し思ったことは、切ないということ。
アニメを見終わった後の喪失感がここ数年でかなり強かった。
アンドロイドとの恋、愛の形とは何かを考えさせられる作品だった。
そもそも、制作会社がP.A.Worksであり、数多くのオリジナルアニメを手掛けている。いずれの作品も緻密な感情表現をしており、映像も美しい。一種のノスタルジーを感じるような感覚になる。
※以降ネタバレを含みますのでご注意願います。
あらすじ
主人公:アキラは200年越しに目覚める。目の前にいたのは、アキラの最愛の彼女であるトワサとそっくりな姿をしたアンドロイド:ユウグレだった。
ユウグレはアキラに対して結婚するように申し入れるが、アキラとしては最愛の彼女のトワサがいるため申し入れは断ることとなる。
アキラはトワサを探すためにユウグレと共に旅をする。その物語の中盤でアモルという少女と出会う。合計3人で旅を共にする中で、それぞれの思い、感情、葛藤が生まれる。
切ないポイント
・200年経過しているため、アキラの最愛のトワサはこの世を去っている可能性が高いと思った。そんな中で物語が始まるので、どこがゴール地点なのかという想像がかき立てられた。
・アンドロイドと人間の恋という問いかけから、特にアンドロイドと人間の時間軸の差による永遠ではない点(ずっと一緒にいることができない点)が切なく感じた。
ラブストーリーが主軸だと思うが、SF的な世界観がかなり好みの作風だった。AI、ロボット、ロボットと人間の融合、急激な社会変化に伴う社会の反響の描写など。現実に起こりそうで起こらないかもしれないあたりのラインが絶妙だった。


