私は縁あって、年2回くらい定例イベントで旅館に泊まる機会があります。
今回は、辰口温泉(石川県能美市)の「まつさき」に宿泊した際の話です。
辰口温泉
辰口温泉
読み方が気になりますね。
私は漢字的に「たつくちおんせん」だと思っていたのですが、正式には「たつのくちおんせん」が正しいようです。
アクセスは車がおすすめだと思います。
県道22号線は比較的車で走行しやすかったです。
まつさき
庭園の渡り廊下を抜けて、ロビーに向かいます。
途中は風鈴がお出迎え
夏らしい季節を感じる音色です。

たぶん、蓮の花
綺麗です。心が洗われます。

旅館の定番ルーティン
私が、旅館に着いたら大抵は以下のルーティンです。
当日: 温泉 → ごはん(めちゃうまい) → 温泉 → 寝る
翌日: 温泉 → 朝食 → 最高
今回もこのルーティン通りに事は進みました。
ごはん(めちゃうまい)
会席料理。コース料理ですね。
会席料理のよい点は、季節の品や地域の食品を堪能できる点です。

事件は起こる ウイスキー「山崎」の文字
飲み物を注文するため、ドリンクメニューを見ました。
一通り、見た時にウイスキー 「山崎」(シングルモルト)」の表記がありました。(年数の表記なし)
お値段、ソーダ割り(ハイボール)で確か、2,700円くらいだったと思います。(違ったらごめん)
うぉうふぅ。
うーん。飲みたい。
いや、待て。まだ時期は早い。
とりあえず、生ビールを注文して、皆様の出かたを伺おうではないか…。
総勢十数名いる中でしれっと、「ウイスキー 山崎のハイボール」を注文する。
それが私に課せられたミッションのように思えた。
食事中盤くらいで、1人の方が、いつの間にか「ウイスキー 山崎のハイボール」を注文しているではないか。すでに席に運ばれてきている。
このタイミング。好機。
今しかない。
おそるおそる、仲居さんを呼び、
「山崎のハイボールをお願いします」 言えた。えらい。
声が震えてた。あと、バレた。
遅かれ早かれ、飲み物が運ばれてきた時点で、バレるのである。
注文した時点で運命は決まっているのだ。
うん、やらかしました。

なんだか奥深い甘みを感じました。
かつて、ウイスキー 白州のハイボールを飲んだ時は、さっぱり感が強かったのですが、
山崎は甘みが特徴だと感じました。
とても飲みやすかったです。
※ウイスキー白州購入した記事とプレミアムハイボール白州を飲んだ感想とかは下記記事参照


一期一会
何においても一期一会であるということを事前に学んだからこそ、今回の思い切った決断(ウイスキー 山崎のハイボール」を注文する)ができたと確信しています。
私は以前、徳島を旅行した際、繁華街付近のリカーショップに立ち寄りました。
そのショップには、山崎12年、白州12年と書かれたウイスキーがボトルで売っていました。
当時は白州(ノンビンテージ)が家にあり、飲み比べするために白州12年を購入しようか迷いました。
最終的に金額的な面、ウイスキーを飲み切るまでに時間がかかる事から、購入しない事を決めた過去があります。
その決断に後悔はないですが、お酒との出会いも一期一会です。
あの時あそこに白州12年あったよなぁと今でも思い返します。
そういった記憶の反芻によって、飲めるお酒で手が届く距離にあれば、体感しておくといった学びを得たのだと思います。
この学びをすべての事例に適用するかは時と場合にもよります。


