【第14回】【生存戦略】成功の型を捨てる

生存戦略

今回は割と真面目に書いてみようと思う。

成功について考えたいと思う。

生き残る術として、成功を捉えなおすといろいろと知見が得られた。

成功

成功は、社会的成功や、実験的成功。

特にプラスのイメージが多い単語だと思う。

サクセスめっちゃいい響き。

成功の定義は何だろうか。

私自身の成功の定義は、「なんとかやりくりできてたらOK」という緩いものである。

これは私自身の「マネジメント」の定義とも似通っている。

私は「マネジメント」の定義を「なんとかやりくりすること」としている。

話がそれたが、とにかく、私は仕事でもなんとかやりくりできてたらOKだし、私生活や趣味においてもなんとかやりくりできていたらOK。

超緩い基準を持っている。

一般的な定義としては、成功は「目標を達成すること」と説明されることが多いと思う。

私もブログの記事を書くにあたっては、「成功」を一般的な定義の「目標を達成すること」という文脈で使っていることが多い。

ここで私はなぜ成功を「なんとかやりくりできてたらOK」なんてものに定義したのだろうか。

全てが右肩上がりではない

おそらく、なんとかやりくりできてたらOKなのは、混迷の世に生きているからこそ生じえた学びだと思う。

今までの成功の型や方法が全く通用しなくなったりする。

混迷の時代だから、たぶん個々人に成功と言える定義が各々にあって、ここまでならOK的なラインがあるんじゃないか、という発想だ。

執着

何かを成し遂げたという成功体験は、個人にとって、自信につながる。

成功体験は小さいモノゴトでも大きなモノゴトでも自信の形成に必要になってくるという認識である。

自分は出来るという感覚がやはり何事においても必要だと思う。

過去に成功したパターンから、こうなれば成功するはずという仮説を立てるのは別に何ら問題ないと思う。

そのパターンをそのまま適用してしまうのがちょっとマズそうな気がする。

具体例

私の具体的な大きな成功を挙げてみる。

①努力したから高校受験で高校に受かった。

②転職を繰り返したが、今は環境が良い条件で働けている。

③株式を+40%になるまで放置してたら、譲渡益がかなり稼げた。

①努力したから、高校受験で高校に受かった、は典型的な成功パターンであると思う。

与えられた問題や過去問を繰り返し解き、暗記科目は暗記する。

この成功体験を別の事例に適用するとして、「努力をしたら金持ちになれる」という仮説を立ててみよう。

金持ちの基準がどれくらいかわからないが、資産10億円以上を金持ちとしてみよう。

努力で10億円以上の資産は築けるだろうか。高校受験のレベルの努力量で果たして築けるだろうか。

そのまま過去の成功例を適用するとこういったマズいことが起こる。

②転職を繰り返したが、今は環境が良い条件で働けている、も同様だ。

転職すれば環境がよくなると思い込んだり、転職することが自身の環境をより良くするのだと、一種の錯覚を起こす可能性がある。必ずしも転職がベターではない事もあるため、視野狭窄の罠にはまることもある。

③最後の株式を+40%になるまで放置してたら、譲渡益がかなり稼げた、はどうだろう。

そもそも、これは実話だが、放置していたら+40%になった理由が私自身理解できていない。

この成功体験が自分の自信を作り、派手な失敗を呼び起こす可能性はないだろうか。自分にはセンスがあると思い込んで、鼻が高くなっているのではないだろうか。

言いたいこと

今後も同じ方法を同様に適用しても、周囲の環境が変わっている可能性があるため、過去の成功には執着しない方が良い気がする。

実験

トライアンドエラーが面白いと思う。

やってみてダメだったら別の方法を考えて、手探りで解決方法を考える。

それで最終的なゴールまで向かっていく。

その問題がまるで新鮮な初見のような気持ちで発想をすれば、少し違う視点からモノゴトが見られるような気もした。

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