【第6回】【生存戦略】要領の悪さ

生存戦略

私は要領がわるい。

原因は下調べが足りない(選択肢自体を検討しない)か、事前に流れや優先順位を決めないことに起因する。

特に私の人生の中でもっとも要領の悪さが露呈した事例を取り上げたい。

日本史・世界史

歴史は好きな教科だった。

暗記科目として、丸暗記することで点数を取れることに快感を得ていたためである。

おかげさまで、日本史のことは、

・狩猟→農耕→武士の登場→世界大戦→現代

世界史について聞かれても

・狩猟→農耕→大航海時代(植民地)→世界大戦→現代

というおおざっぱな理解。悲惨。

義務教育の敗北だろうか。いや、まだあきらめるには早い。

歴史が好きだと確信し、分厚い「詳説」を買うも挫折

私は中学~大学に至るまで、比較的歴史は好きだった。

授業でなんとなく聞き流している程度が心地よかった。

だが、大人になって特に世界について理解しているわけでもないので、学びなおしたいと思った。

ここで典型的な要領の悪さが出た。

歴史は史実をできるだけ詳細に学ぶべき、という思考の下分厚い本を買ってしまった。

案の定1から最後まで終えることなく、全体の10分の1も進められず挫折。

自分の知的好奇心を信じすぎた。

いっぱい書いてある方がいいに決まっている、という判断だったのだろう。

でも、始めるにあたっては、簡単で平易なわかりやすいものを選ぶべきだった。

別に点数を取らなくてもいいから

テストがあるわけでもなく、覚えなくてもいいので、

自分が興味を持てる歴史の一部部分や、学び方でよい、と気づいたのは後の祭りである。

要領の悪さとは、やらなくてもいいことをやってしまうことなのかもしれない、と気づいた次第。

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