今年3回目の徳島旅行。
大阪→徳島の移動は例によって車移動。高速道路を用いる。
淡路島SAからの眺め
明石海峡大橋は、つねにそこにある。
いつ見ても変わらず、同じ場所にある。

相変わらずの絶景だと思う。
この橋のおかげで本州→淡路島の移動はかなり便利になっている。
明石海峡大橋ができる前
明石海峡大橋ができる前は、フェリー、連絡船が主流だった。今では安全に橋を渡り、本州→淡路島の交通が実現しているが、かつては異なったようだ。
海難事故として、せきれい丸沈没事故が挙げられる。乗車定員をオーバーした船が転覆事故を起こした痛ましい事故である。こうした情報を事前に知っていると、なぜその事故が起きたのか、事故を風化させずに記憶を継承できる方法はないかと自身の中で想像がかき立てられる。
この事故後も瀬戸内海各地で旅客船の海難事故があり、本州と四国を結ぶ橋を作る運動が盛んとなったそうだ(参考文献①)。そして今日に至り、私たちは安全に通行できている。
旅はこうした過去の記憶と現在の我々を結びつける力があると思う。
参考文献
①wikipedia「せきれい丸沈没事故」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9B%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%84%E4%B8%B8%E6%B2%88%E6%B2%A1%E4%BA%8B%E6%95%85)
淡路島SAでの食事
さて昼食にする。
フードコートエリアで、淡路島たまねぎラーメンを注文した。

玉ねぎと、フライになった玉ねぎ(語彙力)と思われるものが入っている醤油ラーメン。
クセがなくおいしくいただけた。
提供スピードもとても早い。

心躍るプリン
さて徳島に到着である。
3時のおやつとして、「パティスリーコンチャ」という店で売られている「心躍るプリン」を頂く。

カラメルの焦げた感じ(注文時、表面にカラメルを作ってくれる)と、超クリーミーなプリンのハーモニーが口いっぱいに広がる。
ここまでやわらかいプリンは初めて食べた。

たらいうどん
さて、徳島で1泊し翌日は、「たらいうどん山のせ」に向かった。
「たらいうどん」という徳島の郷土料理をいただく。釜揚げうどんの一種でこれまた絶品だった。
郷土料理に関する歴史を調べたが、以下のような背景がある。
土成町では古くから食べられている郷土料理で、かつて林業などの山仕事を終えた人々が大きなたらいを囲んでみんなで食べていた特別なうどんだった
「阿波ナビ」(https://www.awanavi.jp/archives/topics/62029)
注文したのは天ぷらがセットになったもの。

店内の壁面や卓上にあるラミネートされたものに、たらいどんの食べ方が記載してあった。
細かく、つゆに何秒間入れる、次は薬味を入れて食べる、等々の指南があった。私は初心者なのでおいしい状態で食べたい。ある程度その指南に従い、うどんをいただいた。
かなりおいしい。
アツアツの天ぷらも天つゆに浸していただく。最高の食事体験だった。
徳島阿波踊り空港
さて、食後は徳島阿波踊り空港に訪れた。
ガラス張りの建物が特徴的で、阿波踊りの像が迎えてくれる。


お土産を購入し、展望エリアも見た。
中でも阿波踊りのステンドグラスが綺麗だった。
躍動感と迫ってくる迫力がある。

旅を歴史と共に
今回の徳島旅行は発見が多かったように思う。
それは、観光名所的な発見もあるが、内面的発見の成果をここにまとめたい。
まずは私の興味についてだ。今まで記事を書くにあたっては旅行記のようだった。旅行の流れと私が感じたことを書くにとどまっていた。ただ、今回の記事は事後調査の結果も反映した内容となっている。
主に明石海峡大橋ができる以前の交通、たらいうどんの歴史などであろう。
知識と実体験が結びつくと旅の質が事後的であっても拡充する。今後の旅の課題は、①私は日本の歴史・地理的要因に疎いため学びなおす必要があること。②できる限り旅行前に地域情報を調べて自分の興味は何に向くかを理解しておくこと、が挙げられる。
①は、知識的な部分になる。特に歴史は物語で学ぶとよいと思うが、本で学ぶことの挫折経験が多い。なのでYouTube動画で学ぼうと思う。続いて、地理的要因だが、地名や地理用語の理解、地球科学的な観点による日本の気候や作物などを学びたいと思った。これら地理、地名、地球科学的な事は本で学ぼうと思う。
②の地域情報を調べるということは、訪れる地詳しい情報を事前に調べることが該当する。その土地が持つ特有の記憶や情報に重きをおきたい。一種の記憶を巡る旅という所業に今後挑戦してみたいと思っている。


